世界王や巫女相手にあんな口を叩けば普通は首がないはず 日常生活 2014年08月04日 0 きた…と表情は変えずに気を引き締める。理由もなしにレグナが後宮でお茶を飲みたがる訳もないだろうと思っていたため驚きはしない。ただ、ランスロットのように簡単にやり込める相手とは、先ほどのやりとりから考えられないから、私も笑顔のまま臨戦態勢に入る。そんな事、微塵も思っていない。だけど、このレグナにはランスロット相手のように強気に出ると、痛い目を見るのは自分であると予想が付く。 とりえず、様子見のために当たり障りのない事を聞きながら、彼の思惑を探る。がははと大口を開けて一人で笑うレグナ。地位や階級を重んじるはずのレディール・ファシズの中で、世界王や巫女相手にあんな口を叩けば普通は首がないはずだ。お偉いさんにも良く怒られるんだが、そういう畏まったしゃべり方は性にあわねーの!大体、フィリーや嬢ちゃんにしても、俺のガキと同じ年ぐらいだからなぁ…そもそも敬えっつーのが無理なんだよ。守りたいとは思うけどなぁ。 そう言ってぼやくレグナの体格は大きいだけでなく、服の上からも筋肉質でかなり鍛えられていることが分かる。その彼が私たちの親世代と同年代とは、てっきり老け顔の30代位だと想像していた私は驚いた。しかも、この落ち着きのないしゃべり方だ。礼儀や作法を重んじる事をファイリーンから徹底的に教わっている私から言えば、彼が近衛騎士団長ということも信じられない。 PR