サイトでひと泡吹かされた女 未選択 2016年07月04日 0 どの位の時間、記憶が飛んでいただろうか。 私は、スマートフォンを手にしたまま、自分の部屋で深く椅子に腰かけていた。 何とも言えぬ悪感情を抑える様に、グラスに満たされたジャックダニエルのストレートを、咽の奥まで一気に流し込んだ。 グラスをテーブルに置き、ある女のLINEアカウントと履歴をスマホ上から完全に抹消した。 私は自失した虚ろな目のまま、自身の間抜けさを小さく嘲り笑った。 そして、「馬鹿だよな...」と独りごちた。 事の発端は、3か月ほど前になるだろうか... ある女性から、一通のサイメが届いた。 「以前から気になっていました。良かったらお話しませんか?出来ればLINEだといいんですけど。嫌ならスルーしてくださいね。」 この女性を、仮にA子とする。 A子のプロフ写真にはペルソナの加工が施されていて、顔は視えないものの、ビジュアルの面白さで私の印象に残るものを感じた。 その事を、こちらからサイメで「面白い加工ですね」と連絡したのがそもそもの始まりなのだが、偶然にも互いの「人となり」に興味を持ち始めた感情は、共に軌を一にしていた。 A子は、それまでにも日記を継続して書いていた普通の女性で、私の日記にコメントをした事もあり、彼女から申し出たLINEの交換については、断る理由が無かった。 LINE交換をすると、「業者のA子のLINEにようこそ!」などと冗談を飛ばした。 そして、自分の写メをLINEに添付してきた。 一見して「綺麗な女性だ」、と感じた。 蟻力神イーリーシン黒倍王 PR